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GoWithTheWind

北海道と離島への思いから行きたかった利尻礼文、
それからあと北海道で行ってないところは・・・えりも・・・函館・・・
それなら全部つなげてしまえばいいってことでした

第一部 北の果て

8/24 始まり?

通常2万8千円の羽田から新千歳への航空券もAIR DOのスカイメイト(26歳未満)なら多客期1万7千、通常1万3千、
これを使わない手はない。しかしその代わり予約ができない。
羽田からの早朝便は満席だとわかったいたので11時に合わせて出発。1年ぶりだ。
空港カウンターに着くと満席の表示。空席あるんじゃなかったのかー!
次の便かな?と思い航空券を買おうとすると"空席待ち"というシステムがあることを知る。
満席であっても乗れる可能性はないわけではないのか。
空席待ちでは手荷物を預けることができずに搭乗口に行くことになった。
それによりサバイバルナイフを取り上げられ到着後手渡しに。
さらにX線検査で飯ごうが引っかかった。それくらい見抜いてくれ。
空席待ち区分はC(A→B→Cの順番で呼ばれる)
10分前まで搭乗口前で呼ばれるのを待つ。
もしここまできて呼ばれなかったらどうなるのか?という疑問を持ちつつ。
その時間がきたが呼ばれて反応する人は意外と少ない。
乗れることになった。
昨年は有料であった飲み物は無料で飲めた。

新千歳は大きい空港だと思った。
外は涼しい。
動き出し日が差すと少し暑い。
まず目指すは北。
市街地の混雑がいやであえて札幌を通らないことに。
ここで通らなかったことが後々札幌を目指すときに力になった。

札幌に向かう道を外れると急に車の通りがなくなる
快適だ
などと思い進んだ国道337は早々に道を間違えてしまった
案内板のある交差点まで距離があるから気がつきにくい

最初にたどり着いた場所は道の駅マオイの丘公園
ここでは豚まんを食べることにする
そしてとりあえずの牛乳

1年ぶりの長距離、気になったペースは走りやすい北海道の道であることもあり悪くない
予定通り夕方には岩見沢に着く
目的はガスの購入
とりあえず駅前に行く
"石"の文字が見えたので石井スポーツと思い向かったら"石田スポーツ"という店があった
ガスを探すが自分のメーカーのものはない
ホーマック(ホームセンター)があるからと店の人は言っていたがそこへ行けということなのか
他メーカーのガスをとりあえず購入
いままで大丈夫だったから今回も、と思って
ダイエーで晩飯購入、牛乳1Lパックを思わず買って一気飲み
キャンプ場は温泉つきの北村ふれあい公園
温泉に先に入りその後晩飯にとりかかるがガスがつかない!
これまでは他メーカーでもなんとかなったのに
ダイエーで買ったサンマの刺身をどうしても食べたかったので
温泉向かいのセイコーマートでご飯を買って温めてもらう
そしてそこにサッポロクラシックは合います


8/25 ひまわり

北村キャンプ場
セイコーマートで朝食調達もらくらく
ガスを改めて入手するためタウンページで滝川のホーマックを確認
開店にあわせてゆっくり移動
ところがその手前で別のホームセンターを発見
開店まで30分待って入ったところしっかり入手できた
道の駅滝川でガラナを1本!
北竜町はひまわり畑が広がる
シーズン過ぎていたのが残念であったが広い
ひまわりの迷路があるほどです
 道の駅サンフラワー北竜では黄色いスイカのついたひまわりババロアと
ひまわり油で炒めた種入りのひまわりチャーハンを食べました
 小さい峠を越え留萌に出る
マックスバリュで買った北海道限定の乳酸菌飲料ソフトカツゲンに以後はまり2日に1回は飲む
小平町の温泉に入り宿は道の駅おびら鰊番屋
にしんそばを食べたかったが売店が4時閉店とは早すぎ
海沿いは風が冷たい 買ったガスを使ってお茶漬けと味噌汁で体を温める
トイレで充電していたら管理人に注意された 逮捕の前例があるからやりづらいなぁ
トラックのおじさんと軽く話して就寝
8/26 オロロン
何もしなくても4時半に目が覚める
道の駅ほっとはぼろは温泉宿泊施設つきで昨日のうちにここまでたどり着きたかった
道は平坦になってゆく
道の駅富士見で昨日食べられなかったにしんそば
道の駅てしおではマスカットサイダー
そして以前稚内に行った際にはなぜか通らなかったオロロンラインへ
平原に加えその長さでとても広く感じた
全然建物がないので距離感がつかめない

北緯45度記念碑

利尻山
レストハウスサロベツのサロベツラーメンは
かにホタテ入りの塩ラーメン
牛乳もサービス
稚内に着く前に夕暮れ ノシャップ岬で夕日を見たかった
前回休館で入れなかった日本最北の温泉は露天風呂の外で感じる寒さがちょうどいい
真っ暗になったが市街地までの道は以前通ったことがあるので気にならない
野宿場所も以前と同じくノシャップ岬バス停
セイコーマートで買出しをして終バスまでの時間をつぶす
終バス後20分ほどで待合室の明かりは落ちた
175kmは実に久しぶりの長距離だ
8/27
夢の島利尻
起きたらせっかくなのでノシャップ岬へ
これから向かう島の大きさを感じた
時間があったので待合室で充電してフェリーに
乗船中はずっと寝てた
気がついたときには島中央の高い目標物は近くに迫っていた
60kmほどの島を4分の3周するにはかなり時間に余裕がある
2kmほど坂道を登ると緑色の姫沼に出る
遊歩道を歩く ここから見える山も湖に映る山も美しい

オタトマリ沼

オタトマリ沼は姫沼よりも視界が開けている
ここでのアイスがうまい

礼文島

4時には岬公園キャンプ場に着く セイコーマートも近くて楽
この時間から自炊の準備はこれまでになかっただろう
展望台から夕焼けをゆっくり見つめる
晩飯はレトルトカレーにメンチカツ
そして北海道限定のガラナレモンサワー
明日に備え早々に寝る
8/28 必死の登山
起きたのは3時半 インスタントラーメンを食べ日の出前に出発
1時間かけ海抜0mから400m登り沓形登山口へ
人の気配がない
登山は昨年の富士山以来となるのだが険しさが全然違う
足場は狭いし脇の草丈は高いし
それでも9合目までは標準ペースで登れた
←九合目の難所
ロープをつかみ足元の砂利が崩れ落ちる
斜面を横歩き
落ちたら死ぬよー!
さらにこの後の道のりがわからず斜面を這うように登ってみたのだが
先が見えない
そろそろと元の場所にもどったら下のほうに目印が
気付きにくい
その後もロープを頼りに登るところがあり休む暇がない
このコースは中〜上級者向けなのだろう
5時間半かけてたどり着いた山頂、1719m
抜群の天気に満足!
そして島中央からの360度の視界がいい!
山頂には日曜ということもあり20人ほどの人がいた
登山口は2つあるのだが登り途中ほとんどすれ違わなかったことから自分の登ってきた方のコースは
マイナーなようだ
12時より下山
危険地域を再び通るので下山でも油断できなかった
次第に雲が出てきて9合目から8合目までは視界が悪い 早めに登っておいてよかった
狭い道で何回か滑ってしまった 
疲れのせいで登りより下りのほうが時間がかかり登山口に戻ったのは日没ぎりぎりの6時だった
ホテルの日帰り入浴があって助かった
痛みは足の親指にきている
8/29花の島礼文
セイコーマートで100円ナポリタンとソフトカツゲン
店の前で食ってたら子どもに
「どうしてそこで食べてるの」
と言われた
そう言われても困るな
利尻特産“ミルピス”はカルピスとのむヨーグルトの
ような不思議な味
港までは平坦だったため前日の疲れをあまり感じなかった
利尻島から礼文島まではフェリーで40分ほど
礼文の港で旗を振っている人がフェリーから見えたが
予想通り桃○荘の人だった
島についてまず向かったのはチャンチャン焼きの店
一般的には鮭が有名だがここ礼文ではほっけ
目の前のテーブルの網にほっけが置かれる
テーブルは数は限られているのでどうやら同じフェリーで来た人と相席
ごはんが進んだ

礼文島の岬


久種湖

島にはセイコーマートもしっかりある
湖以外は平坦な道で海からの風が気持ちいい
足さえ持てば礼文岳登山もしてみたかった
向かったのは最北限の地スコトン岬
岬の先にある島を見て果てを感じる
古いマップル掲載の岬の牛乳がなかったのが残念
それでも北限の地の証はしっかり入手
岬には民宿があった
こういうところ泊まってみたいな


澄海岬


澄海岬は海が青い
北海道でこのようなものを見られるとは思わなかった
そして丘が広がる

たこざんぎ

東海岸より利尻富士
島北部は商店があまりなく買い物に苦労した
南へ戻る時は久種湖でなく金田ノ岬経由にしたけど岬に目印がないのが残念
緑ヶ丘公園キャンプ場はコインランドリーがありそこで寝ることも可能な気がした
自炊場トイレもしっかりしている
バーナーでジンギスカンがうまい
そのあと知り合ったライダーと一緒に飲んだ
そのうち一人は北海道の人で地元の話を聞けたのがよかった
8/30 サロベツ輪行
朝から雨でおっくう
フェリー欠航も怖いので南部は回らず第一便のフェリーで稚内に戻る
出航の際は桃○荘の人達がっずっと歌っていたのが印象的
すげー集団だ
稚内に戻ると雨は弱まった
フェリーターミナル前の店で海鮮ラーメン
サロベツ2回も以前走った国道40号も避けるために輪行
鈍行は稚内から旭川まで4時間半かかったが乗り換え無しなのは楽
ラーメンのために旭川下車
以前行った駅前の蜂屋も梅光軒も閉まっていたのでコンビニで調べて
"すがわら"でシンプルな塩ラーメンにした
旭川駅前は野宿に不向きなので最終電車で富良野へ
駅は閉められ追い出されたので観光案内所の軒下で寝る
台風の前日であったが雨は降らなかった

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