NORTH RIDER 

8月6日 廃線跡と道の駅  148キロ


出所
 7時に起きてパスタをつくり食べる。とりあえず刑務所に行って記念撮影。当初はここから直で旭川に行く予定だったが日数に余裕がでてきたのと最東端がよかったので針路変更。稚内にいってから旭川に行くことに。こうするととたんに余裕がなくなるわけで…稚内320キロという青看板もでてきて…長い道のりが始まった…。サイクリングロードがあったのでそこを走っていたらホームとSLがあらわれて…廃線跡だったのか。その後も廃線跡&保存駅舎&駅跡地に造られた道の駅はつづく。能取湖周ってレストハウスところで鉄火丼。今度はサロマ湖を周る。急に雨がふりだしたので道の駅サロマ湖で休憩。かぼちゃパンを食べる。道の駅愛ランド湧別ではアイスを食べる。道の駅中湧別では漫画美術館に入る。外では七夕祭りをやっていて盛り上がっていた。道の駅オホーツク紋別は着いたときもう閉まっていて入れず。道の駅おこっぺに7時につき廃線駅の列車を利用した野宿者用の無料宿泊所に泊まる。ここのノートにも名を残す。ここで会った北海道が4回目になるという社会人のチャリダーからいろいろ話を聞きこの後2日の運命が決まることに…。
サロマ湖

廃線跡

この中で寝ました

8月7日 北  213キロ


宗谷岬

野寒布(ノシャップ)岬
 周りが次々と出発していくのに続き6時出発。チャリダーに 宗谷までは1日で行ける、俺も行ったし といわれたので今日中に宗谷に行くことにする。道の駅マリーンアイランド岡島でホタテを食べる。ここであったチャリダーは反対方面からきて今日網走まで行くという私以上に走る人だった。励まされて宗谷にむかう。R238は平地と右手に海がつづく。午前中で100キロこえるハイペース。浜頓別のセイコーマートで昼飯を買い食べ走り出すとついにでた宗谷までの距離表示。道の駅さるふる公園まで行き休んだあとは30数キロを休まず一気に走り岬近くの坂を越えそして…朝から走ること170キロ、宗谷岬についた。遠くに樺太が見える…海が美しい…走ったかいがあった。早速写真をとったあと、到達証明書と旗を買う。ただちょっと人が多かった。1時間近くここで休んだあと30キロほど走り稚内市内へ。最北端の稚内駅を押さえたあと、ノシャップ岬で沈む夕日と礼文、利尻島を見て食堂 樺太 へ。本日のおすすめ品のうに丼はあまり好きではなかったのでかに丼をたべる。店内にはうに丼を食べたライダーのメッセージでいっぱい。今日はだいぶ走ったので最北端の温泉にいこうとするも休館日でがっかり。食堂樺太のおばちゃんにいわれたままバス停で寝る。

利尻山

8月8日 走  277キロ

 お湯を沸かしカップめんを食べて少し雨降る中出発。R40にでて長い1日がはじまった。午前中はとくに寄るところもなく進んだ。昼飯を食べようとした道の駅おといねっぷは休館日だったので近くのコンビニで昼飯。朝見た旭川254キロの数字もだんだん小さくなってきていけない考えがうかんできた。道の駅びふかのコロッケはおいしい。羊乳はちょっと…。ここで3時半。旭川までの距離は100キロをきり、いけない考えは実行へ。おととい道の駅おこっぺで会ったチャリダーは言っていた、 がんばれば稚内から旭川まで1日で行けなくもない と。それに 朝旭川についてもラーメン屋は閉まっている、明日開店を待っている時間はない、今日中に行ってしまおう。日中強かった日差しも弱まりペースは上がる。降り出してきた雨も夕立ですぐやむだろうと気にしない。実際すぐやんだ。
日没前にあと30キロのところまでたどりつき、ちょっとした峠の塩狩峠を越え、光を頼りに直線道路を進み、トンネルをぬけて旭川入り。スタルヒン球場の横を通り旭川駅へ。旭川出身の友人おすすめの店に行くと、もう閉まっていた。このとき9時前、まあ仕方ないか。そこで次にすすめられた旭川ラーメン村の 山頭火 にいく。あたりがなんか暗いとおもったらラーメン村の営業時間は基本的に9時までとあるではないかー! しかし山頭火だけはあいていたー! うまいよー!走ったかいがあったー! あいていてよかったー! しかしあまりの疲労と市街地のため野宿場所を探す気がなくなり健康ランドへ。風呂に入るもののあまりの眠さのためそうそうと風呂を出て寝る。走りすぎ疲れすぎ。

8月9日 北海道なところ  140キロ
 疲れと今回初の宿泊による居心地のよさから出発は7時半。5キロ進んだあとかぎを忘れたことに気づき戻りやる気ないスタート。夜には気づかなかったものを見たあと旭川市内をぬけてR237に入り美瑛へ。道を進み最初にたどりついたのは亜斗夢の丘。そして町中心部の北西の丘へ。ラベンダーソフトをたべながら四方の丘を見渡す。うーん北海道らしい風景だ。昼飯を昨日行ったラーメン山頭火の美瑛店でたべたあと町役場の展望台から町を一望。そのあとはラベンダー畑の広がる富良野へ。富良野といえばワインで、ワイン工場に行き試飲。おいしかったのでつい飲んでしまった。工場出たあと酔いざましのため休んでいると地元の人にトマトをさしだされる。トマトはあまり好きではないので断ると驚いたことに1000円をくれた。思いがけない差し出しに一度は断ったものの結局もらってしまう、いいのか? R38に入り滝里湖を横に走る。道の駅スタープラザ芦別には自衛隊がなぜかたくさんいた。この日は日本最小の市歌志内まで走り温泉併設の道の駅歌志内へ。ヨーロッパを思わせる建物が並び明かりがなんだか少なくさびしい町。温泉はいったあと自炊をしていたら現地人がよってきていろいろ話をしてくれた。
美瑛石でできている美瑛駅

美瑛の丘

富良野

8月10日 さよなら北海道  182キロ


赤レンガ庁舎

みそらーめんはここで
 起きれず予定よりおくれて7時スタート。上砂川町の悲別駅(廃線)になんとなく行ったあとはR12の日本一長い直線道路にでて、札幌にむかう。江別市街地から車が多くなり走りづらかった。1時前には札幌中心部へ。とりあえず時計台にいくとそこには自転車、バイクが…市内に入ってからライダーをあまりみなくなったがここにはたまっていた。そのあと赤レンガと北大をみてからラーメン屋と札幌駅内のよつ葉パーラーにはいりあっという間に時間はすぎる。R36で苫小牧に向かうも、札幌市街地をぬけるのにてこずり、苫小牧までは予想以上の距離があった。新千歳空港をすぎると道路もだいぶ暗くなった。しかしこの10日間のことを思うとそんなことは気にならなかった。そして初日通っただだっ広い直線道路へ。最後の買い出しをすませ出航30分前にフェリーへ。9時15分、のったフェリーは苫小牧をはなれ八戸へ。フェリー内の風呂に入ったあと、一人食堂で北海道限定ビールを飲みながらマップルをみて北海道の余韻に浸る。10日間いろいろあったなあ…。当初は北海道に何があるかは漠然としていたけどいろいろなことがあった。最後に買い出しをした店の またどうぞ が妙に印象的だった。また戻ってきたいな、北海道…………。

時計台

大通り公園

8月11日 合宿へ

 6時に八戸港にフェリーがついたら駅へ猛ダッシュ。7時10分八戸発の電車にキャリアつけたままの輪行で5秒前にかけこむ。あーねむい。盛岡、一関、小牛田でのりかえて合宿地到着!

8月12日 合宿で海水浴

8月13日 合宿で牡鹿半島1周&金華山

金華山

8月14日 キャンプ

8月15日 本州暑い

 100キロキャンプ翌日、2日で新潟まで走ろうと出発するも、一緒に走っていた植木が寝不足で危険なため、30分ほどコンビニの駐車場で休憩。そうしたら地元の人に缶詰をもらう。仙台駅に行くと先についていた志村が大量の缶ジュースをもっていた。飲んでも飲みきれない量だ。ここでしばらく待ち先に市内を観光していた井出、植松さん、伊藤さんと合流し、喫茶店に行きメニューに無い びっくりパフェ を私は井出とともに注文。3人前の量らしいが私と井出には敵ではなかった。しかしゆっくりしすぎた。走り出したものの本州の暑さに苦しみ予定の山形入りは果たせず。野宿したR113の道の駅七ヶ宿はiモード圏外をくらう。ひより植木は仙台から輪行で私より先に新潟へ。

8月16日 ようやく帰還 107キロ

 山形・宮城県境はあっさり越えたものの、山形・福島県境は暑さもありきつかった。喜多方でラーメンを食べた後、山都までの道でまいってしまい、そのうえ雨が降り出したのでここで輪行。新津駅で先に着いていた植木に迎えられる。

8月24日〜26日 計350キロくらい

 おもにR290とR17を通ることで新潟〜東京間を結ぶことに成功。雨のために失敗した去年の雪辱に成功し、新潟県人としての試練である三国峠越えを果たす。湯沢市街地〜三国峠はアップに加え、暑さがきびしかった。


苗場プリンスホテル

三国トンネル

おしまい