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8月31日 フェリーは陸奥湾を渡って・・・


ここで野宿でした

朝の大間崎

大間港
 回りが起きれば自分も目がさめる。缶入りのカレーを温めて朝食とする。やはり外は風がある。テントを張らずにすんだのはよかった。方面としては同じであったが私以上に走るであろうチャリダーを見送ってから、再び大間崎を見たりして自分はゆっくり出発。なんとなく函館行きのフェリーが出ている港になど行ってみる。町には函館の医院案内の看板もある。距離的なことだけでなくこの町は青森市よりも函館との結びつきが強いように思えた。フェリーは魅力的であったが今回は乗らず、南下する。海岸沿いの道ではイカを干している様子が見られた。

川内川

川内より むつ・横浜方面

鯛島
 そのまま海岸沿いを行けば「仏ヶ浦」という奇岩が立ち並ぶ景勝地があるのだが通行止め。内陸の迂回路「かもしかライン」を行く。道は急ではないのだが登りは意外と時間がかかった。そのうち霧が発生。峠からの下りはちょっと寒いものになった。かわうち湖への分岐はその先がきつそうだったので無視。そのまま川内市街方面へ。この先津軽半島行きのフェリーに乗る予定であったが1日2便のみの出港時間にはずいぶん余裕がある。地元の人向けらしい温泉を見つけたので昼前から温泉に入ることにする。やがて道は川に沿うようになり、場所によっては遊歩道があったりする。さらに下り基調の道を行くとなんだか人のいるところに出る。気になったのでちょっと寄ってみる。どこかの学校の行事らしく広場でジャージ姿で昼食を食べている生徒がたくさんいる。その横にはテント(運動会の本部とかの形のもの)があり、そこには先生or保護者らしき人達がいる。私が自転車を止めるといきなりテントの中にいた人の一人が生徒に配っていたみそ汁をくれた。空腹だったのもあり遠慮せずにいただく。ついでにおにぎりやらお菓子やら漬物やら・・・用意されていた椅子に座り話をしながらゆっくりいただく。ホイルに包まれたおにぎりは保存食となるので重宝します。ついでにペットボトルも麦茶でいっぱいにしてもらった。1時間後フェリーの時間が気になったので出発。海沿いの平坦な道を行き脇野沢のフェリー乗り場に到着。

蟹田にて
 沖にはその形から名がついた鯛島がある。ここからフェリーで1時間ほどで津軽半島の蟹田へ。ちなみにこのフェリーは冬は運休、そんなところにこの地域の冬の厳しさを感じたりする。ついで書くと乗船・下船時にかかったいた音楽がなぜに「いい日旅立ち」なのか気になった。蟹田から北上する道はすぐにバイパスになりけっこう飛ばせる。それが終わると道はしばらく海沿い、下北半島がよく見える。6時に高野崎キャンプ場着。ここからは下北半島・龍飛崎・そして北海道が見渡せる。海のほうへ降りる階段もある。昼のおにぎりの残りとカップ麺を食べ、イカ釣り漁船の明かりを見つつ就寝。

下北半島

高野崎灯台

下北半島

海へ降りられます

海側から高野崎

龍飛崎方面

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