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9月3日 鬼の地男鹿半島


能代の風の松原
 大分のチャリダーは北へ、私は南へそれぞれ出発。能代の「風の松原」、松林内の道はダートだったので入らず。港湾の工業道路を通ることとなる。R7沿いの八竜町のローソンで3年ぶりの買い物をして八郎潟干拓によって生まれた大潟村に突入、直線道路にすぐ飽きる。村の中心地には各農家が採った作物を籠に入れて売っている店がある。水田が広がっているイメージが強いが米以外のさまざまな作物も作っている様子。その南にある短大のそばを通り舗装のよくない道をひたすら西へ行くと北緯40度、東経140度地点。10度単位で交わっているのは日本で唯一ここのみ。しかし干拓という人工的な作用でここが生まれたと思うとちょっと複雑。そしてモニュメントがある以外は一面に水田が広がる・・・普通の人はこんなとこ来ないよなあ。ここから3年前の東北ツーリングでは秋田〜能代間をR7で行ったため素通りしてしまったなまはげで有名な男鹿半島を回ることにする。その展望地である寒風山へ。たいした距離ではないのだがここにきて30℃超え。登りは暑い。2つあるうち下の展望台の売店でアイスを食べる。丘を登りさらに上の展望台へ。しかしそこにあった回転展望台は有料。たかだか3階ほどの建物で有料にしなくても・・・。というわけでその外から見る。それでも十分すぎる眺めだ。こんなに丘が広がっているのも珍しい。というわけでその後の下りは丘。しかしその後のなまはげラインは林の中。半島の中央にある真山のふもとにはなまはげの体験ができる男鹿真山伝承館なんてのもあったりします。赤鬼橋と青鬼橋を渡った後さらに道は山の中へ。そこを登って八望台。ここではさっきの寒風山とこれから行く入道崎、それと火山湖を見ることができた。先ほど寒風山の下りでタクシーから私に声をかけてくれた人達がいたが、その人達とここでも会うことができた。

大潟村

  
寒風山
   
八望台 
  
入道崎付近

入道崎
 そこから約10キロ下って入道崎。灯台の前には北緯40度線がある。その前には店が並んでいるのだがしょっつる鍋やきりたんぽ鍋は軒並み高い。そこで見つけた「ざっぱ汁」は鮭やえびや野菜の入った塩味のスープ。風のある地でなんか落ち着く。そこから半島を回るべく行った島の南西部は断崖の連続。海は近いのだが道は高いところを通っている。日没前に抜けて平坦な海岸部に出る。半島の南側には巨大ななまはげ像がある。そこから道の駅てんのうに向けてナイトランをしたのだが、おとといの事故で壊れライトがないのとその怖さからどうしてもスローペースになってしまった。道の駅てんのうには温泉があったので入る。夜10時まで開いているのは便利な反面、なかなか人がいなくならないのがやっかい。同じ道の駅の敷地内だが温泉からは離れている地元関連の資料館の前で寝る。

入道崎

ざっぱ汁

夕暮れ

巨大なまはげ像

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